流山本町のまちなみ
本町のまち並みを彩る切り絵行灯
流山市の江戸川沿いに位置する流山本町は、江戸時代から明治、大正にかけて水運を活かした商業の町として栄えていました。また白味淋発祥に地であり、小林一茶や新選組所縁の地としても知られていました。今も明治時代前後の土蔵造りの家屋や数百年続く老舗が点在し、歴史の名残を伝えています。そんな町並みの軒下や路地を、夕刻になると手作りの切り絵行灯の温かな優しい灯りが彩ります。住民たちがボランティアで創りはじめたもので(本町在住の切り絵作家・飯田信義さんと長谷部年春さんによって製作されています)、現在100基を超える行灯一基一基の切り絵には、そこに暮らす住民の想いやその家の歴史背景が表現されています。行灯が燈る流山本町の町並みは「行灯回廊」や「江戸回廊」とも呼ばれ、訪れる人の目を楽しませています。
住所 | 流山市流山一丁目 |
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