流山本町のまちなみ
一茶双樹記念館
一茶双樹記念館は、市指定史跡「小林一茶寄寓の地」の保全及び文化の振興を図るとともに、市民の福祉の増進に資するために設置された施設です。俳人小林一茶とみりん醸造創設者の一人と言われる5代目秋元三左衛門(俳号双樹)は交友があり、一茶はこの地を度々訪れています。
また、流山白みりん2大ブランドの一つ「天晴みりん」誕生の地でもあり、江戸時代中期頃までみりんは、関西で作られる色の濃いみりんでしたが、当時流山で酒造業を営んでいた秋元家や堀切家が互いに切磋琢磨し、「天晴味淋」、「万上味淋」という、淡く澄んだ「白みりん」を相次いで誕生させました。 当時、白みりんは甘い飲み物として、お酒の苦手な人や江戸の女性たちの人気となり、江戸川の水運を利用して江戸へと運ばれ、流山に繁栄をもたらしました。 この土地一帯は、「天晴」「万上」という流山白みりん2大ブランドの1つ、「天晴みりん」を開発した秋元本家の工場跡地です。開発者の5代目三左衛門は、小林一茶と交流し、その活動を支えたことでも知られており、家業のかたわら俳句もたしなみ、俳号を双樹としました。 二人の交流を記念して、秋元本家の場所に一茶双樹記念館が誕生しました。
住所 | 流山市流山6₋670‐1 |
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電話番号 | 04‐7150‐5750 |
ホームページURL | https://nagareyama-td.com/issasouju/ |
営業時間 | 9:00~16:50 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始 |
駐車場 | 有(※周辺道路が狭く、駐車場台数も限られていますので、できる限り公共交通機関を ご利用ください。) |
交通アクセス | ●流鉄流山線「平和台駅」から徒歩8分 ●JR武蔵野線、つくばエクスプレス「南流山」駅より・徒歩25分 ●京成バス 江戸川台駅行「流山5丁目」より徒歩5分 ●つくばエクスプレス・東武野田線(東武アーバンパークライン)「流山おおたかの森」駅より ●京成バス 平和台駅入口・流山市役所経由流山おおたかの森駅西口循環「平和台駅入口」下車徒歩3分 |