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諏訪神社(流山の民話)

「おすわさま」と呼ばれ、地域に親しまれる諏訪神社の創建は、平安時代の初め大和国から高市皇子の後裔となる部族たちが、新天地を求め、この下総の大堀川のほとり、森も水も豊かで肥沃なこの地に移住し、田畑を墾き、農業を営んで集落を形成したときに遡ります。 西の都から移住してきた人々は、新しい土地の心のよりどころとして、途中、信濃国諏訪大社より御神額を頂きました。記録によると平城天皇の大同2年(807)のこと。(平成18年に、御鎮座からちょうど1200年を迎えました) 御祭神は、三代実録には建御名方富命(タケミナカタトノミコト)、古事記には建御名方命(タケミナカタノミコト)、続日本後記には南方刀美命(ミナカタトミノミコト)、神皇正統記には建御名方刀美命(タケミナカタトミノミコト)などが記されています。なお、諏訪神社では、建御名方富命(たけみなかたとみのみこと)を称えています。 初詣や七五三など年中行事も多く、8 月22、23日は大祭が行われます。 境内は約1万坪。大樹に囲まれた参道を奥に進むと社殿があり、社殿は、本殿、拝殿、幣殿(本殿と拝殿を結ぶ建物)の3棟があります。本殿は多古の文蔵、拝殿は流山出身の八木の文蔵という名工の手により、弘化3年(1846)に完成しました。江戸時代建築の典型的な様式で、とても優雅な姿をした社殿です。諏訪神社への信仰は、江戸時代に入ると盛んになり、水戸藩主・徳川光圀をはじめ多くの人たちが参拝し、諏訪の社は賑わったと言います。社殿の寄進者や擬宝珠の刻銘に武蔵国久喜や幸手、江戸横山町等の名が見られるのは、当時の信仰の広がりを示しています。 また参道脇には、源義家が鞍を掛けたと言われた松があったことから、「鞍掛けの松」と呼ばれていました(流山の民話)が、松が枯死したため、現在ではその場所には石碑が建立されています。 創 建 平安時代創建の神社(旧村社)。おすわ様。大同2年(807)高市皇子(天武天皇の長男)の子孫が駒木に移住し、氏神として諏訪大社から額面を奉遷。市指定文化財 本殿・拝殿・社殿石像物 諏訪塔道標(天保13年/1842)、稲荷塔(享保19年/1734)ほか玉 垣 江戸時代の歌舞伎役者等の名が刻まれている源義家鞍掛之枩の碑 大正3年(1914)建立 碑文 寛治年間(1087~1094)、征討の際に本神社に参拝し、馬具を奉献した時に鞍を掛けた松の古事が記されている。

住所 流山市駒木655
電話番号 04‐7154₋7377
ホームページURL http://www.suwano-mori.com/
交通アクセス 東武アーバンパークライン「豊四季駅」から徒歩約10分